代表取締役@木田です。
桜の便りが次々に聞かれ、吹く風も柔らかな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「会者定離」 「会うは別れのはじめ」
昔の人はよく言ったもので、まさに今の時期にぴったりの言葉ですね。異動や転勤、入社・退職、また入学・卒業など、環境が大きく変わる節目となる方が多いのではないでしょうか。
かくいう私も、この度大変お世話になった方との別れに直面しました。その方とは仕事だけでなくプライベートでも親しくお付き合いさせていただきましたので、胸にこみ上げてくるものがありました。別れが辛いほど大切な方だった(これからも大切な方です)と今になって実感しています。
出会いは全ての物事のスタートである以上、大切にすべきだと私は考えています。ちょっとした運命から出会いが生まれ、ちょっとした出会いから運命が生じる、人と人との出会いは本当に運命以外の何物でもなく、それは別れの時に強く感じることができます。
別れも大事です。人は別れの数ほど成長できます。別れをバネに新しい出会いを求め続ける逞しさを身につけ、出会った人を大切にする心を養うことができるのではないでしょうか。
一方では夢や希望を、もう一方では不安や寂しさ…そんな複雑な気持ちを整理しつつ新しい人生のスタートをきる皆様に心からエールを送りたいと思います。
最後にひとこと、同義語でもポジティブなこの言葉のほうが私は好きなのですが、皆様いかがですか?
「一期一会」